Shadowrun Q&A

この Q&A は Shadowrun Third Edition (SR3) を対象にしています。

【1】Essence (エッセンス)

Q.
Essence (エッセンス)が0となった場合のペナルティはありますか?
A.
死亡します。
(富士見書房版日本語版 (Second Edition) とルールが異なるので注意してください)
《補足》
 エッセンスを削ることによって、人は(人工的ではありますが)様々な能力を身につけることができるわけです。特にその体の総てを武器とするストリートサムライであれば、自身の体を極限まで改造したくなる気持ちも分かるような気がします。
 しかしその一方で、エッセンスを0に近づければ近づけるほど以下に示すようなデメリットを受けることになります。
◆魔法で治癒する際の目標値が上がります。
◆上流階級向けの場や平和的な交渉の状況では、過剰なサイバーウェアの外見が威嚇的な印象を与えるため、ペナルティを被ります。
◆サイバーウェアを追加で埋め込む際の手術が難しくなります。
 (この手術は、残念ながら基本ルールではサポートされていません。)
◆エッセンスが0以下になる(要するに死ぬ)可能性が高くなります。
 (クリッターの中にはエッセンスを吸い取るやつもいますし、死ぬようなダメージを受けた時、運が悪いとエッセンスが減ることもあります。)

【2】ダメージ

Q.
Shadowrun First Edition 用のサプリメントやシナリオに載っているダメージは、「10L2」「6M2」などと書かれていますが、これはどう解釈すればいいのですか?
A.
これは Staging Number (ステージングナンバー)といい、初版ルールにあったものです。「ステージングナンバー」とは、「ダメージレベルを一段階動かす」のに必要な成功数です。
Armor(防具)が関係なく、末尾が“2”のものについては、その“2”を取り除いてそのまま使用してください。
Armor(防具)が効くもの、及び“2”以外のステージングについては、以下に記すように若干の調整が必要です。(この調整の目安は英語版 Second Edition ルールブックに載っているのですが、富士見書房版日本語版ではカットされていますし、Third Edition には載っていません)
《First EditionからSecond/Third Editionへのダメージ調整の要約(Shadowrun Second Edition ルールブックより)》
初めに、それ(武器・呪文・アイテムなど)と同じもの・良く似たものを探し、あればそのデータを使う。
もし同様のものが無ければ、ステージングナンバー(末尾の数字)をパワーレーティング(先頭の数字)に足して、その値を 2nd Edition 用(編者注:3rd Edition も 2nd と同様)のパワーレーティングとする。
例:4M3 のダメージを SR3/SR2 用に変換する。
  4M3 のステージングナンバー3とパワーレーティング4を足すと7。このダメージはSR3では "7M" ということになる。

【3】用語

Q.
「マンデイン(mundane)」ってなんですか? 他の人がよく使っている言葉ですけど、日本語ルールブックには載っていませんでした。
A.
"mundane" とは「現世の、ありふれた、普通の」という意味の単語で、シャドウランでは「魔法的でない(物)、魔法使いでない(人、生物)」という意味で使われます。
なお、富士見書房版日本語版ルールブックでは "mundane" は「魔力のこもっていない」と訳されていました。

【4】Drone(ドローン)

Q.
Drone(ドローン)はどのくらいの大きさですか? 車両の後部トランクに収まりますか?
A.
"Shadowrun Third Edition", "Rigger 3" には車両などに積むことのできる荷物の大きさ(Cargo Factor (CF))や重量(Load)についてのデータがありますし、"Rigger 3" にはドローン自体の重量の求め方(Body レーティングをもとに Body Ratings Table (Rigger 3, p.62)を参照して決定)が載っています。内部に収容することが重要でなく、牽引などでも構わない場合には、重量に関するこれらの情報だけでも十分に判断できます。

しかし、ドローン自体の大きさについては、これらには記載されていません。そのため、内部に収容できるかどうかが重要な場合には、必要な情報が不足していることになります。
ドローンを車に積み込んで運ぶ時などに参考になるデータは、First Edition 用サプリメント "Rigger Black Book" に掲載されていましたが、残念ながら "Rigger Black Book" は絶版になっており、現時点(2006年7月18日)ではPDF形式電子ブックの販売提供も行われていません。

情報の入手が困難である現状を鑑みて、"Rigger Black Book" から各ドローンを運搬する際の大きさ(収納に必要なスペース)のデータのみを、ここで紹介します。
(これは情報の欠落や混乱を回避するために行うものであり、FASA社、WizKids社、FanPro社の権利を侵害する意図はありません。ご理解いただければ幸いです)

《ドローンの収納に必要なスペースの一覧(Rigger Black Book より)》
ドローン名収納に必要なCargo Factor
Aztechnology GCR-23C Crawler2 CF
Gaz-Niki GNRD-71BIS Snooper1 CF
Aerodesign Systems Condor LDSD-231 CF (10 CF)
MCT-Nissan Rotodrone5 CF
Cyberspace Designs Dalmatian Recon Drone6 CF (10 CF)
Sikorsky-Bell Microskimmer2 CF
GM-Nissan "Spotter" Recon Drone8 CF (12 CF)
CAS "Wandjina" RPV50 CF
GM-Nissan "Doberman" Patrol Vehicle20 CF

(「収納に必要なCargo Factor」に () が付いているものは、翼や気球を折り畳んで小さくすることができるものです。広げた状態での大きさを () 内に記載しています)

ちなみに、"Shadowrun Third Edition" 記載の Generic Surveillance Drone に相当するものは "Rigger Black Book" には載っていませんでした。しかし、"Rigger 3" には Generic Surveillance Drone とほぼ同一データのものとして Éireann-Tír Prospero が載っています。これは Unmaned Aerial Vehicles(UAVs) — Rotary Wing という、MCT-Nissan Roto-drone と同じ分類に入っています。ですから、かなり乱暴な推測ですが、Generic Surveillance Drone については MCT-Nissan Rotodrone のデータが参考情報になると思われます。

注意:なお、このように情報を紹介しましたが、これはあくまでFirst Edition用サプリメントからの情報ですので、他の版においては、このデータが「正解」となるかどうかは保証されません。あくまで参考としてお考えください。
武藤 潤 (Jun Muto)